環境活動

環境に関する取り組み

1.自然冷媒への冷凍設備の更新計画

地球温暖化防止CO2削減に向けての取り組みとして、フロンを使用した冷凍機の自然冷媒機種への更新及び、
老朽化した冷凍機を高効率冷凍機へ更新しております。

2016年度
  ・群馬工場
 


アイスクリームフリーザー用冷凍機2台の導入でCO2削減量が3年間で
586.2㌧削減され、補助金を利用した環境省へ3年間の事業報告を完了

2019年度
  ・関東工場


冷蔵庫冷凍機5台を自然冷媒冷凍機(NH3+CO2)2台に更新

2020年度
  ・関東工場
 


アイスクリーム用ブライン冷凍機1台をNH3冷媒冷凍機に更新
アイスクリーム用ナイブライン冷凍機1台をNH3冷媒冷凍機に更新

2022年度
  ・群馬工場
 


アイスクリーム用ブライン冷凍機1台をNH3冷媒冷凍機に更新
アイスクリーム用ナイブライン冷凍機1台をNH3冷媒冷凍機に更新



2.産業廃棄物削減のための排水処理設備への取り組み

① 産業用廃棄物排出量削減に向けて、排水処理設備活性汚泥処理の前処理として油脂分解剤を投与し
  余剰汚泥(脱水ケーキ)の削減を行いました。
  ・関東工場 28.5%削減  ・可部工場 20%削減  ・群馬工場 18%削減

② 排水中の溶存酸素管理値の見直しを行い、24時間稼働する曝気槽用ブロアー稼働台数を削減中で
  現在効果の確認を行っております。

関東工場油脂分解剤投入機(バイオアンプ)写真

関東工場1 関東工場2



3.工場間での生産品の集約

可部工場はアイスと冷凍麺を製造にて、春から夏にかけてのアイス生産繁忙期による冷凍麺在庫不足
に対応するため、近隣に冷凍庫を賃借し在庫調整を行ってきました。
2021年10月より冷凍麺のみの生産とし、アイス生産を他工場に移管することで安定した冷凍麺生産
計画により在庫も最小限に抑える事が出来、自社内の冷凍庫での保管が可能となりました。
賃借した冷凍庫廃止により、下記のような省エネと二酸化炭素排出量を削減できました。
 ・電力量 450千kWh/年  ・CO2排出量 1204tCO2/年



4.生産量に対するエネルギー使用量(原単位)の削減

生産設備の更新や生産計画の見直し及び、生産ライン管理手法の見直しを経て、生産稼働率
及びロス率の改善に努めた結果、2022年度のエネルギー使用量及びCO2排出量は、全体平均で
前年比5.9%削減を達成しました。